2023年2月1日水曜日

【作品解説】星野美智子「フネスの鏡Ⅰ」

 


頭の中の記憶のぐちゃぐちゃを映す

星野は、ボルヘスの「記憶の人、フネス」という短いお話をヒントにこの作品を創りました。亡くなったフネスは、とても正確な記憶を持ち、船をこぐオールがつくる川の水面、ある日の夜明けの雲の形までも再現できたそうです。「世界が始まって以来、あらゆる人間が持ったものをはるかに超える記憶」を持ったフネスのいろいろなものがつまった世界が、絵には見えます。


M.I.

0 件のコメント:

コメントを投稿

実習終了のご挨拶

展示「この作品見てどう思う? 〜版画作品との対話会〜」は無事に終了いたしました。 clasにご来場いただいたみなさま、ブログを読んでくださったみなさまに感謝いたします。 このブログの更新をもって、広報業務も終了とさせていただきます。 誠にありがとうございました。 C 班(子供向け...