私の好きな作家、鴻池朋子さんについて
みなさんは東京にあるアーティゾン美術館を知っていますか?
私はアーティゾン美術館が大好きです。アーティゾン美術館では有名な作品がたくさん見られますし、その上学生は入場料がかかりません。
2020年の夏、私はアーティゾン美術館に行って『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり』というものを見ました。
私はそこで、作品たちに魅了されました。
鴻池朋子(こうのいけ ともこ)さんは、秋田県出身の芸術家さんです。絵やえいぞうなど、いろいろなものや道具を通じて作品をはっぴょうしています。このてんらん会でも、いろいろな形の作品が展示されていました。
このてんらん会では、鴻池さんが書かれたメモや、ざっしにのせた文章などが作品とともに飾られていました。それらの文章からも、鴻池さんの考えをかいまみることができました。
様々な文章を読みながら作品をみるにつれて、鴻池さんは人間のさまざまないとなみにたいして、問いかけをくりかえしながら作品を作っている方なのだという印象を受けました。
私が一番おどろいたのは、毛皮の展示です。
天井からいくつもの動物の毛皮がぶら下がっていて、かき分けないと前にはすすめません。
鴻池さんは害獣(がいじゅう)としてくじょされた動物の毛皮を用いた展示を度々行っています。害獣とは、野菜や果物を食べたり、人を怪我させたりしたけもののことです。
実際に動物の形をしたままぶらさがっている毛皮たちを見るだけではなく、それら毛皮の足先が肌にふれます。
これらはかつて生きていた動物なのだと思うと、なんとも言えない「おそろしい」という感情が湧いてきました。鳥肌が立ったのをおぼえています。
これは『影絵灯篭(かげえとうろう)』というかげ絵の作品です。
とうろうには、なんと自転車のタイヤが使われています。とうろうが動くのに合わせて、かげがゆっくりとゆれます。
私はこのてんらん会で鴻池さんの作品を知り、とても大好きになりました。また鴻池さんの作品を見に行きたいと思っています。
みなさんも、ぜひしらべてみてくださいね。
N.M.
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