世界にはジェンダーにむきあって、もんだいをかいけつしようとしているげいじゅつ家がたくさんいます。
こんかいは、韓国の作家である「ユン・ソクナム」をしょうかいします。みなさんは、韓国ときくとなにを思いうかべるでしょうか。おんがく?食べもの?それとも日本とのかんけいかもしれません。
韓国でも、ジェンダーによる差別をなくそうという動きがすすんでいます。ユン・ソクナムは、作品の中で、「女らしさ」というジェンダーでくるしんできた今までの女の人たちを表げんしています。
ユン・ソクナムは、43さいからアメリカの学校で美術をべんきょうしはじめました。女の人として「女らしさ」にむきあってきたけいけんが、ユン・ソクナムの作品では表げんされています。
これはユン・ソクナムの『Lotus(ロータス) (蓮(はす))』という作品です。後ろにいる女の人は、韓国の昔の詩人です。むかし、韓国では、女の人が詩をかくことがきんしされていました。ユン・ソクナムはこの詩人をとてもそんけいしているそうです。
この作品では、くるしみやつらいことがいっぱいありながら、前をむいている今の女の人たちが表げんされています。
この『Lotus(ロータス) (蓮(はす))』は栃木(とちぎ)県のびじゅつかんにあります。また、ユン・ソクナムの作品は、近くの三重(みえ)県立美術館にもあります。きかいがあれば、ぜひ見に行ってみてください。
参考文献
上野行一. “美術Ⅰ アートとジェンダー”. NHK高校講座. https://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/bijutsu/archive/chapter012.html, (参照:2022年12月31日)
栃木県立美術館. “Lotus(蓮)”. 栃木県立美術館. http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/collection/title/0029.html, (参照:2022年12月31日)
0 件のコメント:
コメントを投稿